シラウオ(白魚)の特徴や旬の季節、美味しい食べ方とは?

シラウオ(白魚)は、キュウリウオ目シラウオ科に属する魚です。東アジアの汽水域周辺に生息する半透明の細長い魚です。ぷりぷりつるっと食べられるシラウオは春過ぎの定番ともいえますよね。ビールと冷えたシラウオの少し苦いみが最高にマッチします。
シラウオ(白魚)の特徴は?
シラウオ(白魚)は、シラスやシラオ、シロウオなど地域によって色々な呼ばれ方をするようです。細く長く白いことから女性の細く白い指を誉め言葉として「シラウオのような指」と称えることもあります。
シラウオ(白魚)は、体全体が細長くなっているものの尻尾に向かうほど、太くなり尾びれの前で再び細くなるくさび形の体型である。生きているうちは半透明であるが、死ぬと白く濁った体色になります。生きていて体色が半透明な時には内臓や背骨などが透けて見える。
体の大きさは、5~10cmほどまで成長する。種類によっては15cm程にも成長する種もいる。日本には4種類が存在しているが、そのうち2種は絶滅危惧種に指定されるほど数が減っている。
シラウオ(白魚)の生態は?
シラウオは春に川の河口域や汽水湖、沿岸域など汽水エリアで産卵すると言われており、汽水エリアの砂底に産みつける。産み付けられた卵が孵化し、翌年の春まで汽水域でプランクトンを食べながら大きくなる。大きくなったシラウオは冬を越え再度、産卵のために再び汽水域に戻ってくる。シラウオの一生は1年間と短命だと思われている。しかし、最近では成長した個体が海に出ていき、汽水域に戻ってくるのではなく初めから汽水域から出ないという説が出ており、その生態は完全に解明されてはいない。
シラウオの美味しい食べ方や旬は?
シラウオが好きな方は日本人にはたくさんいると思います。そんな日本人が大好きなシラウオの美味しい食べ方やその旬などは何なのかお伝えします。
まずシラウオの旬は、産卵のために汽水域に戻ってくる2~4月と言われており、この時期は体が大きく成長しており冬場のため栄養もついているからだと思われます。
続いてシラウオの美味しい食べ方についてなのですが、まず第一位にシラウオのお刺身です。

新鮮なシラウオでしか味わえない贅沢な食べ方ですが、一番シラウオの魅力を堪能できるのではないでしょうか?同じ理由で、シラウオの軍艦巻きやシラス丼もぷるっとつやっとしていておいしいですね。


おいしいシラウオをさらにおいしく食べるために刺身醬油を掛けることをおすすめします(^▽^)/
続いてのおすすめの食べ方として、シラウオの天ぷらです。

サクッとした歯ごたえにシラウオのやわらかさや風味が口いっぱいに広がる天ぷらやかき揚げもシラウオ魅力をたっぷりと表す料理です。夏場に食べたくなる食欲もかきたてられる一品ですね。
他にもシラウオのピザやシラウオのお茶漬け、ちりめんじゃこなどシラウオを使った美味しい料理ってたくさんあります。ぜひ、ご自身の最高のシラウオ料理を発掘してみてください。